アクセス

岐阜県岐阜市長森町1丁目11番地

相談支援部

058-296-2172

里親支援部

058-233-8622

MENU

フォスタリングマーク

フォスタリング機関としての「はこぶね」

“フォスタリング”とは“包括的な里親支援”という意味です。フォスタリング機関とは、里親の啓発・リクルートから里親登録前後の研修、マッチング、里親への支援等の一貫した支援を行う機関です。
「はこぶね」は、令和2年4月より岐阜県からフォスタリング事業の一部の委託を受けて、里親家庭をサポートしています。

里親制度等普及促進・リクルート業務
  • 里親制度の普及啓発講演会や出前講座等を行います。
  • 新規里親の開拓を行います。
里親研修・トレーニング等業務
  • 養育・養子縁組里親研修(登録・更新)を実施します。
  • 里親トレーニングを実施します。
  • 里親支援スタッフ研修を実施します。
里親委託推進等業務
  • 里親と子どものマッチング交流をサポートします。
  • 自立支援計画の作成を行います。
  • 里親等委託推進委員会の運営を行います。
  • 未委託里親への支援を行います。
  • 子育て短期支援事業の支援を行います。
里親訪問等支援業務
  • 里親家庭やファミリーホームを定期的に訪問します。
  • 里親ニーズに対する関係機関との調整を行います。
  • 里親サロンの運営を行います。
  • 親子再統合に向けた面会交流の支援を行います。
  • 里親支援計画の作成を行います。

里親制度とは

子どもの成長には、家庭で暮らす時間や経験がとても大きな役割を担っています。
ところが今、さまざまな事情で自分の家族と暮らせない子どもたちが約4万5千人います。そのうち里親家庭等で暮らしている子どもは約2割です。

さまざまな事情で自分の家族と暮らせない子どもたちを自分の家庭に迎え入れ、温かい愛情と正しい理解でその成長をサポートする人が、“里親”です。あたたかい家庭を必要としている子どもたちに、安心感と健やかな育ちを提供する制度です。

“子どもを育てたい大人”のための制度でなく、“子どものため”の制度です。

里親制度とは

里親の種類

保護者による十分な養育を受けることが望めない子どもを保護者に代わって育てることを、児童福祉法で“里親”と呼びます。

養育里親
18歳まで(必要な場合は20歳まで)の子どもが自立したり、生まれ育った家庭に戻ったりするまで、自分の家庭に受け入れて育てる里親であり、養子縁組を目的としない里親です。期間は子どもの事情によって様々です。
養子縁組里親
特別養子縁組(戸籍上も自分の子どもとして育てること)を前提として養育する里親です。養子縁組が成立するまで、里親として育てます。
専門里親
養育里親のうち、虐待や非行、障害などの理由により専門的な援助を必要とする子どもを養育する里親です。
親族里親
実親が死亡、行方不明などにより養育できない場合、祖父母などの親族が子どもを養育する里親です。
ファミリーホーム
“小規模住居型児童養育事業”を行う住居を“ファミリーホーム”といいます。家族と暮らせない子どもを経験豊かな養育者がその家庭に迎え入れて養育する“家庭養護”です。事業という言葉がつきますが、あくまでも養育者の家庭の中で、5~6人の子どもを預かり養育します。

里親になりたい方

子どもに温かい愛情と正しい理解でその成長をサポートしていただくため、子どもの養育についての理解、子どもに対する豊かな愛情を有していることなどが求められます。

里親に求められること
  • 子どもを養育することについての理解及び熱意、子どもに対する豊かな愛情を有している方。
  • 社会的養護の担い手として、関係機関等と協力し、子どもを養育する方。
里親に求められること
里親の要件
  • 心身共に健全であること
  • 経済的に困窮していないこと
  • 里親希望者本人と同居人が、児童福祉法に定める欠格事由に該当していないこと

※欠格事由とは、禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わり、または執行を受けることがなくなるまでの者。
児童虐待または被措置児童等虐待を行った者etc.

里親の要件

里親になるまでのステップ

1

相談・面接

里親になりたい方、里親について知りたい方は子ども相談センターまたは子ども家庭支援センター等へご相談ください。
相談は随時受け付けています。

2

基礎研修

子どもや里親制度について理解していただくために、講義1日&施設実習1日を行っていただきます。

3

登録前研修

子どもの養育に必要な知識と技術を身につけるため、講義2日&施設実習2日を行っていただきます。

4

申請書の提出

子ども相談センターへ里親登録申請書を提出していただきます。

5

家庭訪問

子ども相談センター職員と子ども家庭支援センター職員がご自宅を訪問して、ご家庭の状況等の確認をさせていただきます。

6

認定・登録

県の審査を経て、県知事が里親として認定します。

7

養育

里親の家庭状況や、子ども・保護者の希望などを考慮し、子ども相談センターが子どもを委託します。

8

更新

養育里親・養子縁組里親は5年ごと、専門里親は2年ごとに更新研修を受けていただきます。

もっと知りたい 里親Q&A

里親として何か特別な資格は必要なの?

特別な資格は必要ありません。
子どもの成長歴や家庭状況を理解していただき、愛情と誠意をもった養育を望みます。養育に当たっては法律に則り、子どもが健やかに育つように配慮して頂きます。

里親として子どもを迎え入れるのはどのくらいの期間なの?

子どもとその家庭の事情によって子ども相談センターが判断します。数日の場合もあれば、数年、または自立するまでといった場合もあります。

実子がいても里親になれるの?

実子がいても里親になることはできます。里親になるには、家族の一員である実子の意思を尊重し、理解や協力が必要です。

子育て経験がなくても里親になれるの?

大丈夫です。里親として子どもを迎え入れるために必要な知識などは、登録前研修で身に着けることができます。また、フォスタリング機関である「はこぶね」が電話や訪問などにより疑問や悩みをお聞きして一緒に解決方法を考え、支援していきます。

共働きでも里親になれるの?単身でもなれるの?

共働きや単身でも里親になることができます。里親制度の趣旨をよく理解していただき、子どもの年齢や状況に応じて養育環境を整えていただくことが必要です。子どもを養育するため、保育所や放課後児童クラブを利用している里親の方もみえます。

預かる子どもの希望は出せるの?

子どもを選ぶことはできませんが、ご家庭の事情に合わせて希望は伺いますのでご相談ください。

里親の年齢制限はあるの?

養子縁組を希望される方は、厚生労働省が定める“里親委託ガイドライン”に基づき、子どもと里親との年齢差がおおむね45歳までを目安としています。養育里親については、具体的な年齢制限は設けていませんが、里親を希望される方の体力や生活状況などを考え、安全かつ適切に子どもを養育できるか、安定した養育環境を子どもにとって必要な期間、きちんと提供することができるかどうかなど、ご相談させていただきます。

登録すれば、必ず子どもと出会えるの?

里親制度は“子どもにとって適切な養育の担い手をさがす”ための制度になります。里親登録順に子どもをお願いするわけではなく、子ども相談センターが、実親の同意、子どもの年齢や発達状況、その他子どもを取り巻く環境等様々な点を総合的に検討し、子どもの立場にたって最もふさわしい里親を選定します。そのため、登録後すぐに出会える場合も、出会えるまで時間がかかる場合も、もしかしたら出会えない場合もあります。里親制度は“子どものためのものである”ということをご理解ください。

研修は夫婦で受講しなければいけないの?

研修を受講した方が里親として登録されます。家庭で子どもを養育していくことから、夫婦での受講が望ましいですが、研修を受講しなければ同居人として取り扱われます。養子縁組を希望される方は、原則として夫婦で受講が条件となります。

子どもの養育費は里親が負担するの?

養育費として、里親手当(養育里親・専門里親のみ)と、生活費、学校教育費、医療費など子どもの養育に必要な経費が支給されます。また万が一、養育中の子どもが事故に遭ったり、事故などを起こして賠償責任が生じた場合には、“里親賠償責任保険”による補償があります。(加入するには里親会への加入が必要です。)

日本財団『フォスタリングマーク・プロジェクト』

フォスタリングマークとは

フォスタリングマーク

日本財団と子どもの家庭養育推進官民協議会の協働プロジェクトとして、里親家庭に社会の支援が広がるよう願いを込めて作られたものです。
淡いピンク水色で結ばれたこのリボンは、子どもと里親の“絆”が表現されています。

SITEMAP
keyboard_arrow_up